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東京での一人暮らしを始める若者たちに・・・

1月8日 - 鳥越神社の「とんど焼」


今日、お休みの人は「とんど焼」に出かけてみましょう。
暮れから各家庭にお正月様を迎える準備をすすめ、家ごとに門松を立て〆飾り・輪飾りなどで家中を清め、更に神棚を清めて正月様のお出をお待ちして、正月の種々の行事を、七種粥のお祝いとともにとどこおりなく済ませて、最後にお正月飾りを取り払う習わしになって居ります。
地方に依り異なって、十五日の小正月が済んでからおこなわれる処もありますが、鳥越神社では江戸の風習に順って、この七草あけの八日に〆飾り・古いお札等を焼く、とんど焼の走りをするわけです。
とんど焼とは宮中に於いても平安の昔からおこなわれていて、民間ではこの神様に関係のある尊いものを焼くという意味でトホド焼と言われていましたが、その焼くときの囃子言葉に「トンドヤ」と囃したりすることや、又火の燃える様や音がドンドと燃えると言う事から因んで、どんど焼とも言われるのです。
この火に書初めの清書を燃やして高くあがれば字が上手になるとか、この火で餅を焼いて食べる事が一年中疫除の呪になるとされています。
要するにこの火に依ってお正月様をお送りするという事と、その一年中無病息災をお祈りするという新春のめでたい行事であります。

■住所
台東区鳥越2丁目
■交通
JR「浅草橋駅」駅
都営地下鉄「浅草橋」駅